就労移行支援事業所 チャレジョブセンター熊谷 2015年度事業報告書
12/14
11 【就労まで】 これまでの就労者の特徴は、センター利用開始から就労に至るまでの期間が短いことが挙げられます。この5名は継続して2月20日現在もこの就業先で就業中です。 5名については、希望職への応募までの絞り込みや、条件の検討についての支援、見学、体験の繰り返しができる実習のセットアップ面でも支援しました。ある程度の絞り込みができたあとは、日々のトレーニングに業務内容にそったものを準備するようにし、実際の就労に入るまでの不安を極力とりのぞけるよう支援しました。 次に就労された方のフローをいくつかご紹介します。 ★利用者Aさん ファーストstep 2か月 セカンドstep 1か月 サードstep1か月 利 ・適性、アセスメント ・職種研究 応募(3社) 採 用 ・集中力養成(漢字・計算等) ・企業研究 ・履歴書等作成 用 開 ・自己分析 ・希望条件の検討 ・面接練習 10月 始 下旬 7/1 ★利用者Bさん ファーストstep 2か月 サードstep1か月 セカンドstep 2か月 利 ・適性、アセスメント 応募(1社) 採 用 ・コミュニケション/マナーセミナー ・仕事理解 ・履歴書等作成 用 開 ・自己分析 ・職場実習 ・面接練習 2月 始 半ば 10/19 【定着支援について】 定着支援用の日報を記入していただき、その確認によって体調管理や職場の様子をトレースするようにしました。 在宅の場合業務開始時の電話報告でリズムを整えるようにしていただいたり、困ったときは電話や来所によって職員 とコンタクトし、問題解決するようにしています。電話の場合は記録を残しておくことを職員間で徹底しています。 日報については、仕事の帰りに寄れる場合は帰宅途中、難しい場合はご本人の都合のよいときに来所して提出していただいています。来所時には日ごろ困っていることの報告、相談や新しく獲得したスキルについてのチェックも行うようにしています。
元のページ