就労移行支援事業・放課後等デイサービス 2015年度事業報告書
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5 <事業の実施に関する詳細事項> Ⅰ.利用状況 ◆障害別にみた利用者推移 就労移行支援事業の利用登録者数は、3月現在24名で、平成27年度の月別障害別推移は以下の通りとなっています。年間を通して利用者数は定員の20名を保っています。障害別にみると、知的障害の方が最も多く、次いで精神障害の方となっています。 利用者の年齢層は10代から40代と幅広く、最も多い年齢層は30代、平均年齢は31.5歳となっています。利用者の中には、就労経験がない方も多く、就職先企業の業種や職種を決定することが困難となっています。また、就労経験がある方でも、前職に捉われて自分の適性に合った業種を絞り込むことが困難となり、現実的な就労条件や自身に必要な障害配慮が何なのかを客観的に定められない状況に陥ります。このような場合には、それぞれの方に必要なスキルを、アセスメントや簡易適性検査を繰り返しながら確認を行い、モジュール式でオリジナルのプログラムを組み込み、さらに中間評価で検討を加えることで、現実的な就労先の絞り込みに結びつけています。 利用者の在住地は地元である桶川市が最も多いのですが、北は深谷市から南は蕨市、東は加須市と幅広く、さらに県外からの通所者もいます。桶川駅に近いこともあり、利用者の多くが公共機関を利用しての通所となっており、その大半が桶川市内又は居住地駅周辺の企業を希望されています。 ●平成27年度利用者数推移 ●障害別利用者数 (2015.4.1~2016.3.31までの延べ人数) 障害別の年間延べ利用者数(2016.3月現在) 障害種別 精神 身体 知的 難病 手帳なし 合計 人数 104 53 112 2 7 23 051015202530障害別月別利用者数推移 身体 知的 精神 難病 手帳無し 総合計

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